近頃人気の観光スポット「お城」。歴史好き女子の増加や観光客の影響もあり空前の大ブームとなったお城めぐりですが、まだまだ衰えることはなさそうですね!そこで今回は、1度は行ってみたいお城の数々をご紹介していきたいと思います。
兵庫:姫路城
やはり1度は目にしたい、日本初の世界遺産に指定された姫路城。日本のお城=姫路城のイメージがあるという方も多いのではないでしょうか?
城漆喰の城壁が美しく、まるでシラサギが羽を広げたような形に見えることから「白鷺城」の愛称でも親しまれています。5層7階の大天守と3つの小天守が渡りやぐらで連結された「連立式天守」が特徴で、幾重にも重なる屋根が華やかな構成美を作っています。
戦にほとんど巻き込まれることのなかった姫路城は修復を繰り替えし、400年経った今でも当時の木造建築のままの姿を保っており、歴史を肌で感じることができますよ。
所在地:兵庫県姫路市本町68
開城時間:9時~16時(閉門17時)
※夏季(4月27日~8月31日)は9時~17時(閉門18時)
入場料:大人1000円
京都:二条城
京都では定番の観光スポットである世界遺産の「二条城」。 二条城は徳川家康によって造営され、徳川慶喜が大政奉還を宣言した江戸幕府の始まりにして終わりの場所です。
豪華な車寄や最大の床面積を誇る遠侍、大政奉還を宣言した大広間など6つの棟が立ち並ぶ二の丸御殿は国宝にも指定されています。2017年で大政奉還から150周辺を迎え、西郷隆盛がテレビドラマでモデルになっていることから俄然注目を集めている二条城。
その周辺にも観光スポットがたくさんあるので、一緒に巡ってみては?
所在地:京都府京都市中京区二条城町541
開城時間:8時45分~16時(閉門17時)
入場料:大人600円
神奈川:小田原城
関東一円を支配していた戦国大名の北条氏が5代にわたって拠点にしていた小田原城は、2018年で開府500年を迎えます。
2016年に平成の大改修を終え美しく生まれ変わった天守閣は、外装と共に展示内容も一新。
お城の歴史やその後の移り変わりを、映像による紹介も交えてわかりやすく展示されています。
また、常盤木門の2階部分を「常盤木門SAMURAI館」とし、武士の精神性や武具の美術性にスポットを当てた展示スペースを展開。 甲冑や日本刀が展示されているほか、プロジェクションマッピングで武士の世界観を表現しています。
所在地:神奈川県小田原市城内
開城時間:9時~16時30分(閉門17時)
入場料:大人500円
熊本:熊本城
日本三名城の1つとして名高い熊本城。熊本城の特徴の1つは天守を守るようにある石垣です。末広がりに描かれた曲線が見た目にも美しいこの石垣は、地面付近はゆるやかで上に向かうほど反り返しがきつくなるという独特なもので、通称「武者返し」と呼ばれており他の城には類を見ません。
2016年の熊本地震ではこの強固な石垣が崩れ建物が倒壊するほどの大きな被害を受けましたが、2年経った現在復興は着々と進み、新しく瓦のふかれた天守閣の上にはしゃちほこの設置作業が行われています。
自然の力と、前に進んでいこうとする人の強さを見てみてください。
所在地:熊本県熊本市中央区本丸1-1
開城時間:・4月~10月 8時30分~18時00分(入園は17時30分まで)・11月~3月 8時30分~17時00分(入園は16時30分まで)
入場料:大人500円
沖縄:今帰仁城跡
かつては「琉球王国」と呼ばれていた沖縄。 統治者たちが築いたお城は「グスク」と呼ばれ、本土にあるお城とは構造もあり方も全く異なります。
本島北部にある「今帰仁城跡」は国指定の史跡であり世界遺産の1つでもあります。その歴史は古く13世紀まで遡るとされていますが、いつ誰によって築かれたのかは未だに解明されていません。
首里城のような煌びやかさはありませんが、万里の長城を彷彿とさせるダイナミックで長い石垣は一見の価値あり! 戦時に備え馬を養い乗馬訓練をしていたとされている「ウーシミ」は最も高い石垣が築かれた場所で、ここからは青い空と広大な海を一望することができますよ。
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊4874
開城時間:8時~18時(最終入場17時30分) 5~8月:8時~19時(最終入場18時30分)
入場料:大人400円
いかがでしたでしょうか?お城は日本の歴史に触れることのできるスポットです。観光に行くならぜひお城見学にも行ってみてくださいね。
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