シャワーエステで気になる7つの部位を引き締める
シャワーを浴びるときは、下から上に、外から内にが原則です。
血液が心臓に戻りやすくなり、リンパの流れが良くなります。
①足首、足の甲、足先、ふくらはぎ
まず、足首から足先は血液が行き届きにくいので、42℃くらいの熱めのシャワーを30秒~40秒くらいあてて、温めておきます。
先に足首から足先までを温めておくことで、効率よく痩せ効果が得られます。
また、ふくらはぎはむくみやすいので、下から上にかけてリンパを流すようにシャワーをあてます。
②手のひら
パソコン作業や事務仕事で、手のひらはいつも下を向いていますが、手のひらを上に向けて、すこし熱めのシャワーをあてると、手のむくみが取れます。
夕方になると指輪がきつく感じられるようなら、30秒ぐらい集中して熱めのシャワーをあてましょう。
③首と背中
タオルを一枚用意して首にかけ、すこし熱めのお湯で20秒~30秒ほど、首から背中へシャワーをあてます。
お湯を吸収したタオルは、保温効果があります。
首の後ろにある風門(ふうもん)にシャワーをあてて温めると、風邪の予防や改善に効果的な上、免疫力を高める効果があります。
④肩
すこし熱めのお湯で、肩から腕に流すように20秒~30秒ほどシャワーをあてます。
「肩の荷を下ろす」イメージでおこないましょう。
肩こりや首こりに悩まされている人は多いようですが、肩こりや首コリが慢性化すると、肩が盛り上がって太って見えてしまいます。
首をゆっくりまわしながら、42度くらいの熱めのお湯でシャワーをあてると、肩や首の血流が良くなります。
⑤お腹
お腹は熱めのお湯で、「の」の字を描くようにおへそのあたりにシャワーを10~30秒ほどあてます。次に逆まわりで「の」の字を描きます。
おへそから指2本分下に、全身の血行を促進する「気海」というツボがありますが、この部分にシャワーをあてると痩せやすくなるほか、生理痛の緩和や生理不順、便秘、下痢の改善にも効果があります。
⑥腰
腰まわりからお尻にかけては、体をねじりながら、熱めのシャワーでマッサージをするようにあてます。
腰痛のある人は、気持のよい部分に集中的に42℃くらいのお湯を20~30秒くらいあてます。
⑦胸
胸はあまり熱いお湯でなく、温かめのお湯で胸の中央で小さな「の」の字を描きます。
胸の中のモヤモヤや不安感を流す気持ちでシャワーをあてます。
ワキの下は、リンパの流れを促すために少し熱めのお湯をあてます。
⑧最後に足首、足の甲、足先にもう1度シャワーをあてます
42℃くらいの熱めのシャワーを30秒~40秒くらいあてて温めます。
最後は、冷たい水のでシャワーを10秒ほど当てます。
冷水をかけることによって末端の毛細血管と末梢神経が刺激され、新陳代謝が良くなり、痩せやすい体になります。
*血流が滞っている部位には、脂肪がたまりやすくなります。
熱めのシャワーを集中して当てると、マッサージ効果が得られ、脂肪が分解されやすくなります。
朝シャワー派におすすめのシャワー法
朝シャワーを習慣にしている人は、熱めのシャワーがおすすめです。
ひざから下を42℃ぐらいの熱いお湯で20秒~30秒くらい浴びて、血管を一気に広げ血行をよくします。
浴びる時間は10分以内にして、仕上げは冷たいシャワーにすると、全身の血行が促進され、体も頭もシャキッとします。
夜シャワー派におすすめのシャワー法
夜のシャワーは、副交感神経の働きをよくして安眠するため、ぬるめのお湯でシャワーを浴びます。
しかし、足は温めたいので、熱めのお湯に足をつけて、上半身はぬるめのシャワーをあてるとよいでしょう。
足が温もったら、お湯のシャワーを1分、水のシャワーを10~20秒を3回くり返します。
冷水シャワーが苦手な人は、最後の10秒だけでも冷水を浴びるようにすると、血液の流れが促進され、血行の悪さが改善されて痩せやすい体になります。
洗い残しやすいところが実はやせるツボだった?
①耳の裏
耳の裏は、嫌な臭いが発生しやすい部位です。
耳や耳のまわりには痩せるツボがたくさんあるので、ていねいに洗ってマッサージしておきましょう。
②背骨
背骨のくぼんだ部分は洗いづらいものですが、タオルを短く持って洗うと、背骨のねじれが調整され、ポッコリお腹が解消されます。
③足の指の間
足の指の間も嫌な臭いが発生しやすい部位ですが、足の指にはツボが集中しています。
指を1本ずつ開いて洗うと血行が良くなります。
まとめ
シャワーも、ひと工夫することで、ダイエット効果が得られます。
また、シャワーを浴びている時のお湯や水が流れ落ちる音は、嫌なことや忘れてしまいたいことをさっぱりと捨て去る不思議な作用があるようです。
まさに、「水に流す」効果ですね。
温度や強さを加減しながらシャワーを浴びて、美しいボディを手に入れましょう。