2018年6月18日に大阪北部で起きた最大震度6弱の地震。地震はいつも突然に起こります。 7年前の3月11日の東日本大震災の際に里帰り出産中だった私は当時、生後3週間の娘と共に被災しました。「あの時こうしておけばよかった!」「これがあってよかった!」という体験談をもとに、今後の大地震への備えや防災対策についてご紹介致します!
1.最初に止まるのは「ライフライン」
地震が起こるとまず発生すること。
それはライフラインの停止です。
電気・ガス・水道のすべてが止まってしまいます。
電気のない生活には案外すぐに慣れましたが、懐中電灯は必須です。
携帯用の充電器も用意しておくことをおすすめします。
ガスに対する備えとしては「カセットコンロ」が役立ちました。
電気が止まることで、冷蔵庫のものがすぐに悪くなっていってしまいます。
しかし、ここでカセットコンロがあったおかげで、備蓄に手をつける前に冷蔵庫のものから処分することができました。
ライフラインの中でも一番困ったのが水です。
復旧までもとても長く、地震から2日後に来た給水車に何度も並びました。
飲み水の備えはもちろんですが、生活用水の確保として「お風呂の水は抜かない・ペットボトルに水を貯めておく」という手段を今でもとっています。
2.備蓄の定番!「防災食」に関する注意事項
防災用の食品や缶詰など「食事」に関する備えをしている方も多いことでしょう。
防災グッズ売り場でもたくさんの商品が販売されています。
少しの水でも簡単におかゆやご飯が作れる便利食品も様々!
防災食も年々美味しさがアップしていますので、1年に1回は防災食や備蓄の見直しをしてみてください。
ただし「カップラーメン」はおすすめしません。
その理由は「水を思ったよりもたくさん使う・カセットコンロがないとお湯を沸かすのが難しい・スープまで飲みきるのが大変」だったから。
水を使わずに調理できるものや、少しの水で調理できる食品を選んでみてくださいね。
3.こんなものがあると便利!意外な備蓄もご紹介
食事に関する備蓄だけでなく、生活に役立つ備蓄もご紹介しますね♪
まずは「保冷剤とクーラーボックス」。
電気が止まることで、冷蔵庫や冷凍庫のものが一気に溶けはじめます。
しかし、保冷剤とクーラーボックスがあれば安心です。
クーラーボックスに肉や魚を移し替え、カセットコンロでなるべく早めに調理していきましょう。
次に役立ったのは「スリッパ」です。
地震の後、家中の物が割れ、ガラスが散乱しました。
枕元にスリッパを用意しておけば、ガラスだらけの廊下でも歩くことができます。
私の場合スリッパを用意していなかったので布団を廊下に敷いて歩きました。
いかがでしたか?
私の家でも備蓄は行っていましたが、実際に地震にあったとき「これは役に立たなかった」というものもたくさんありました。
実際の声を参考に、地震に対する備えを再確認してみてくださいね。
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