日焼け止めやUVケアを忘れがちなパーツはこれ!
髪・頭皮
全身で最も紫外線を受けやすい部分、それは顔でも腕でもなく、頭です。二足歩行で立って歩く人間にとって最も太陽に近い頭皮や髪は、なんと顔の2倍以上の紫外線を浴びていると言われています。
しかも、一年の中で7〜8月は12〜1月の2倍以上の紫外線量がありますので、カラーやパーマをする以上のダメージを受けてしまいます。夏は湿気も強いことからスタイリングを楽にしようとパーマをかける方も多いと思いますので、パーマダメージと紫外線ダメージ両方を受けないためにもUVケアはしておきたいところ。
また、ヘアカラーは紫外線が褪色や変色に大きく影響しますので、綺麗なカラーの維持のためにも正しいヘアケアをしましょう。
夏の髪・頭皮ケア方法については、こちらの記事を参考にしてください。
<関連>頭皮と髪はカラダの2倍以上紫外線を受けている!?夏に気を付けるべきヘアケア3か条
うなじ
外出が多い日に、気がついたらうなじ焼けしてしまっていた、なんて経験ありませんか? 日焼け止めが洋服に着くのが嫌、自分で見えなくて塗りにくい、などの理由から、UVケアを怠りがちになってしまう部位です。
もし服につくのを避けたい場合は、うなじを覆えるような髪型にしたり、うなじまで隠れる日よけや帽子をかぶると簡単に紫外線が防げます。日傘などもおすすめです。
耳
耳も頭の次くらいに、紫外線を特に浴びる箇所。皮膚が薄い分、日やけどすぐに皮がめくれたりしやすいですよね。
メイクの時など、顔に日焼け止めを塗る時についでに耳にもつけておくようにしましょう。
目
日中に目を開けて生活する以上、当然ながら目も紫外線を浴びます。単純に目が乾燥してしまい紫外線ダメージを受けてしまうというのもリスクとしてありますが、目に紫外線が入ると、脳が紫外線からの体の防御力をあげようと、メラニンを生成する命令を出すなど、シミなどの原因を作ってしまうと言われています。目から受ける紫外線リスクを防ぐためにも、つばのついた帽子やUVカットメガネ、サングラスなどを活用しましょう。
唇
唇も顔の一部ですが、日焼け止めを塗るという人はおそらくほとんどいないでしょう。でも顔の肌よりも皮膚が薄くシミにもなりやすい部分ですので、UVケアをしておくに越したことはありません。
リップクリームに日焼け止め機能のついたものがありますので、活用しましょう。
手の甲
腕に日焼け止めを塗る時、手や指先まできちんと塗っていますか?
手は年齢が誤魔化せないと言われるほど年齢が出やすく、老化が顕著に現れる部位。老化の主な原因は手も顔と同じく紫外線ですので、特に紫外線を浴びやすい夏こそ、ハンドケアが必要なのです。
手に日焼け止めを塗るにしても、べたつくのが嫌という場合は、ベタつきを抑えたつけ心地のライトな日焼け止めもありますので、こまめに塗り直しましょう。また、夏用のメッシュ手袋などもありますので、活用しましょう。
足首〜足の甲
「うっかり日焼け」の代表格といえば、足首や足の甲ではないでしょうか。
足元はあまり人に見られないからと、日焼けリスクを気にしない人は多いと思いますが、サンダルや靴下などのライン通りに日焼けしてしまってから後悔するというのは夏のあるあるですよね。
サンダルや靴下を履く前に、忘れずに日焼け止めを塗りましょう。
ふくらはぎ
「うっかり」どころか、日焼けしていることにすら気が付きにくいのがふくらはぎの日焼け。でも後ろから見たらふくらはぎだけ焼けているのって目立つので要注意!脚のすねなどには日焼け止めをぬていても、ふくらはぎだけ塗り残してしまう、ということはよくあります。でも実はすねよりふくらはぎの方が紫外線を浴びやすいんですよ!
うっかり日焼けを防ぐコツ
服を着る前に日焼け止めを塗る
うなじや足の甲などをうっかり日焼けしてしまう理由は、服や靴を身につけた後だと日焼け止めが塗りにくいから、という部分が大きいのではないでしょうか。それならもう服を着る前に全身に日焼け止めを塗るように習慣づけるのが確実ですね。
UVカット素材の服を着る
うっかり!とまではいかなくても、実は背中やお腹など、服で覆われている部分も日々紫外線を受けてじんわりと少しずつ日焼けしています。紫外線は洋服まで透過して行くんです。
日焼け止めに頼らずとも、遮光・UVカット効果のある肌着やはおりもの、ストールなどを活用すれば、そう言ったジワジワ焼けも防げます。
日焼け止めを塗った時の質感や、服につくなどの心配があって、日焼け止めをつけたくない!という方にもUVカット効果のある衣類はオススメです。
全身に使えるスプレータイプの日焼け止めを常備
顔、体、髪にも使えるスプレーやミストタイプの日焼け止めを、玄関や職場などの手にどどきやすい場所に常備しておくと、外出の際にさっと使えて便利です。
小さい容器の日焼け止めを持ち歩く
日焼け止めは時間が立つほど効果が弱まりますので、やはり一日のうちに何度かこまめに塗り直した方がいいです。かさばるのが嫌なのであれば、全身に使えるタイプのもので、小さい容器のものをバッグに忍ばせておきましょう。