若々しくいたい気持ちとは裏腹に、顔全体を老けさせる要因が「白髪」。どんなに年齢を隠すメイクやファッションをしていても白髪が見えれば台無しです。そのためにも「自分はまだまだ大丈夫」とは考えず、35歳を過ぎたら上手に白髪を隠すテクを勉強しましょう。まず気になるのが白髪を目立たなくするヘアカラーです。自分の好きな色、流行の色だけでカラーを決めていませんか?実はそれが白髪を余計目立たせる原因になっているかも!
白髪を目立ちにくくする2つの裏技
白髪を染めても約3週間で伸びた部分から白髪が目立ち始めます。でもそんなに頻繁に染めるのは時間的にも経済的にも大変!できるなら染める期間を上手に延ばしたいですよね。
その方法が2つ。
●白髪が目立ちにくいカラーを選ぶこと
●白髪が目立ちにくい髪型を選ぶこと
今回は特に「白髪が目立ちにくいカラーとは何か?」にフォーカスを当ててみていきましょう。
白髪染めには暗い色、白髪染めには黒色が一番と長年言われてきましたが、それはもう一昔前の話。今までの常識を覆し、逆の発想で白髪を目立たなくする方法が使われるようになってきました。
白髪を目立たなくするカラー選びと裏技
白髪を目立たなくするカラー選びにも3パターンあります。
黒ではなく明るめの茶色を選ぶこと
なぜ黒はオススメではないかというと、黒は白の反対色なので、真っ黒に染めると白髪が浮いて見え、目立ちやすいためです。また黒は顔が暗く見え、老けてみえやすいのもお勧めできない理由のひとつ。
せっかく若々しく見せたいなら黒ではなく明るめの茶色がいいでしょう。
例えば「チョコレートブラウン」「ミルクティーブラウン」「アッシュブラウン」などです。
白髪染めをして時間がたつと色があせてきて赤っぽくなることがあります。光に反射してそこだけが浮いて見えてしまいますね。落ち着きも兼ね備えた上品なブラウンなら、赤茶色に色ウキ始めた白髪にもよくなじみ、目立ちにくくします。
白髪が目立たないように寒色系のカラーを選ぶこと
白髪といっても真っ白ではありません。グレーに近い色ですよね。
グレーは寒色系なので同じ寒色系で染めることで透明感のあるツヤ髪に仕上げ、なおかつ目立ちにくくする効果があります。
オススメは若い人の間でも人気の「アッシュ系」や「グリーンベースのブラウン」など。すでにベースにグレーが入っているので、白髪を浮き目立たせることなく、自然になじませることができます。
白髪による色ムラが気にならないよう、初めからムラを出して染めること
もう一つの方法はいずれ色むらによって白髪が目立つなら、初めから髪にハイライトを入れて色にムラを付けてしまおうという逆転の発想です。
ハイライトと言っても黒髪に赤を入れるといった奇抜な方法ではありません。同系色のカラーを濃淡(明るい色、若干暗い色)をつけて染め上げ、人工的にムラを作っていきます。こうすることで白髪がでてきても色ムラが気になりません。
グラデーションをつけて色ムラを曖昧にする
白髪は生え際から目立ってくるので、白髪染めをしても約一ヶ月で根元から毛先に向かって色にムラがでてしまいます。そこで根本からグラデーション(濃い→明るい)になるように染めることで、次回までの白髪染めの期間を延ばすことが出来ます。
白髪を目立たなくする髪型の裏技
染めたばかりの髪の白髪が目立つ場所と言えば「生え際」。生え際を見えにくくするには…?
●髪がペタッと倒れていると生え際が丸見えになります。ブローで髪をふわっと立たせ、動きをつけるようにしましょう。
●分け目を曖昧にし、生え際が見えないようにします。ショートボブは分け目が目立ちにくく、大人っぽさと可愛さのバランスがとれた、人気の髪型です。
●耳横の白髪も目立ちポイントなので顔の輪郭に合わせてレイヤーを入れ、生え際を隠すこともできます。
●前髪を深くとり、トップにボリュームを持たせることで頭頂部の生え際が目立ちにくくなります。
今まではとにかく黒く染めればいいという考えが主流でしたが、最近は白髪が浮いて目立つことや色ムラがでることを前提に、そうなっても目立たないカラーを選ぶのが常識となりつつあります。
どんなカラーにすればいいか美容師さんと相談しながら、あなたの雰囲気に合う色を選んでくださいね♡
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