ニキビ解消の洗顔はとにかくしっかり泡立ててじっくり
ニキビを解消するための洗顔方法。それは、簡単に言ってしまえばとにかくしっかり石鹸を泡立てて、肌を擦らないようにじっくりと洗う事。
もう常識のように色々な所で言われている事なので「そんな事分かっている」「泡立てて洗顔しても治らない」という人も多いと思いますが、実際にそういった人の洗顔方法をチェックしてみると、ちゃんと守れていない事が殆ど。
やりがちなNG洗顔方法を紹介します。
手で摩擦してはダメ! 指と顔の皮膚は触れない事が鉄則
NGの一つ目は、肌をゴシゴシと擦る事。
「ちゃんと擦らないように洗顔してる!」と思う方も、一度思い返してみてください。なるべく擦らないように注意はしていると思いますが、なるべく強い力を入れないようにしているだけで、指が顔の肌に直接触れていませんか?
ニキビ肌のように肌が敏感になっている状態では、非常に優しく肌に触れて摩擦するだけでも実はNG。必ず泡を挟んで手を動かすように洗顔方法を見直して下さい
泡を付けただけになってない? じっくり汚れを浮かして洗顔が重要
二つ目のNGポイントは、洗顔にかける時間。
泡立てた洗顔料を肌につけて、顔全体に付けたくらいですぐに洗い流していませんか?
摩擦しないように洗顔していると、汚れはそんなに簡単に落ちませんので、すぐに洗顔料を流してしまったら皮脂汚れなどはたまったままになってしまいます。
理想としては、おでこで30回くらいくるくると動かして、鼻も同じくらい。口周りのニキビが気になるようであれば口周りも同じくらい、じっくり時間をかけて洗顔しましょう。
洗顔に3分くらいかけて、しっかり汚れを落とす事でニキビの原因を解消できますよ。
肌のダメージになる洗顔料を使わない
洗顔料の選び方も注意が必要。
酸や酵素のようなピーリング成分やスクラブ洗顔は、一時的にサッパリはしても肌への刺激となってニキビが悪化していく可能性も大。
肌への刺激が弱く、それでいてしっかりと殺菌などニキビ対策になるような洗顔料を選びましょう。
洗顔料の選び方とオススメ洗顔石鹸
洗顔料の選び方で重要なポイントは、泡立ちの良さと低刺激&殺菌効果。
泡をクッションにしてじっくりと洗顔するため、作った泡がへたらないようにしっかりと泡立ちが良い洗顔石鹸である事は非常に重要です。
また、肌への刺激となる成分がなるべく入っていない事や、それでいてちゃんとニキビの炎症を引き起こすアクネ菌を殺菌する効果があるような洗顔である事も、ニキビの解消には大切。
メイクアップの市川さんがおすすめする石鹸はヴァーナルの「アンクソープ」と「センシティブザイフ」で、昔から使われている洗顔石鹸だけに安心の素材で、泡立ちや殺菌効果もバッチリ。落としやすいメイクであれば洗顔だけで十分オフ出来てしまいます。
ちょっとお高めではありますが、この石鹸でじっくり2ヶ月間、ちゃんとした洗顔をすればまずニキビ肌は解消していけるとの事で、過去に何人も洗顔指導でニキビ肌の解消をしてきたとの事です。
にきび肌改善のために注意したいその他のポイント
ニキビ肌を改善するためには洗顔の改善が何よりも大切ですが、その上で注意したい3つのポイントを紹介します。
メイクオフはポイントメイクだけしっかりクレンジング
メイクをオフする際、顔全体に強いクレンジング剤を使ってしまえば、肌への刺激は非常に強い状態になります。
コットンにクレンジング剤を染み込ませて、アイメイクなどメイクが落ちにくいポイントだけクレンジング剤を馴染ませるようにして、その他の部分は洗顔で落とすようにしましょう。
その為に、メイクも厚塗りにせず、下地の使い方などを工夫する事も大切です。
とにかくニキビは触らない!
にきびを改善するため、とにかく重要なポイントはニキビを触らない事!
洗顔の時に触れるだけでも悪化するのに、触ったり押したりしてしまうのがNGなのは当然ですよね。
指で触るだけではなく、髪の毛などが触れたりしないようにヘアスタイルなど工夫する事も必要です。
頻繁に鏡をみない
にきびを触らないためというものではありますが、鏡を頻繁に見たりすると、どうしても気になってニキビに触れてしまうもの。
顔のトラブルが気になるとは思いますが、ニキビ肌を改善するためにはなるべく鏡もみないようにしましょう。
色々なアイテムを試すより、まずはじっくり泡立て洗顔を
にきびが気になりだすと、どうしても「ニキビがすぐに治る!」というようなニキビ対策アイテムを頼りたくなりますが、色々な商品を試しては辞めてという事を繰り返す事はニキビ肌の改善にとって一番問題がある行動。
まずはしっかりと泡立てた石鹸で、じっくり汚れを浮かして流すという洗顔方法を身に着けて、2ヶ月間取り組んでみてください。
正しい洗顔さえ身に着ければ、ニキビ肌はまず改善できます!