まぶたが乾燥して化粧ノリが悪くなったり、かゆみや赤みが気になったことはありませんか?
「なんでまぶただけ乾燥するの?」と不思議に思っている方、じつは私もそうだったんです。過去にはアイメイクができないほどまぶたが乾燥してしまったこともありました…。
まぶたの乾燥を放っておくと、しわやたるみの原因になることもあるので早めの対策が大切です。今回は私が調べに調べて実践している、まぶたの乾燥を防ぐ方法をご紹介します!
なぜまぶたは乾燥しやすいの?
そもそも、なぜまぶたは乾燥しやすいのでしょうか。もっとも大きな理由は、まぶたの皮膚は薄く、デリケートだから。その上、まばたきのために目元は1日中動き続け、皮膚の伸縮を繰り返すため乾燥しやすいともいわれています。
さらに多くの女性は、デリケートなまぶたにアイシャドウやアイラインなどのメイクをして、クレンジング料で落とすことが毎日の習慣になっていると思います。じつはこれも、まぶたには大きな負担をかけています。
まぶたの乾燥を防ぐケア方法
まぶたが乾燥しやすい原因をおさえたら、いよいよまぶたの乾燥を防ぐ方法についてです!
以前、デリケートなまぶたの乾燥に悩んでいた私は、2つのお手入れを丁寧に実践することで今ではまぶたのうるおいを保ちやすくなったと感じています。
それは「まぶたのクレンジングには専用リムーバーを使うこと」「アイクリームを正しい方法で塗ること」。どちらもよく知られているお手入れですが、基本に忠実に、丁寧におこなうことで結果が変わってくるんです!ぜひ、もう一度お手入れの方法を確認してみてください。
①アイメイクは専用リムーバーで落とす
クレンジング料でもっとも大切なことは、「アイメイクをきちんと落とすこと」。石けんやお湯で落とせるアイメイク以外は、必ず専用リムーバーでメイク汚れをしっかりと落としましょう。
その際に、ゴシゴシと目元をこすってしまうと、まぶたがさらに乾燥してしまうこともあります。アイメイクは正しい方法で、きちんと落としましょう!
≪専用リムーバーでクレンジングする方法≫
(1)リムーバーをたっぷりつけたコットンを目の上にのせ、数秒おいてメイクとなじませる
(2)上まぶたと下まぶたの両側からやさしくコットンで挟み、マスカラをオフする
(3)オフしきれなかったアイラインなどのメイクを綿棒でふきとる
本当のところをいえば、まぶたの乾燥を防ぐために1番いい方法はアイメイクをしないことです。でも、メイク好きにはこれはかなり難しいですね…。
私はアイメイクが崩れるのが大嫌いなので、アイライナーとマスカラは落ちにくさ重視で選ぶことが多いです。でも、目元を刺激しないよう丁寧なクレンジングを心がけるようになってから、本当にまぶたの乾燥が気にならなくなりました。
②アイクリームの使い方
メイクと洗顔で1日の汚れを洗い流し、化粧水などのスキンケアアイテムで保湿をしたら、最後にアイクリームを使って重点的にうるおいを与えましょう!
≪アイクリームの塗り方≫
(1)手の甲でアイクリームを温める
(2)薬指にクリームをとり、下まぶたをやさしく押すようにタッピングしながらつける
(3)同じように薬指を使って、目尻→目頭へなじませる。上まぶたは目頭→目尻へなじませる
一番大切なポイントは、「刺激しないこと」。まぶたはとてもデリケートです。肌が動くような強さでこすったり、強く押したりしないよう、力加減に気をつけてくださいね。
アイクリームがない場合には、乳液・クリームをアイクリーム代わりに目元に重ね付ける方法もあります。でも、目元に悩みがある場合にはやっぱりアイクリームがおすすめです。乾燥による小じわには効能評価試験済みのアイクリーム、まぶたの色素沈着が気になるときには美白系のアイクリームなど成分をみてお気に入りを選んでみてください。
まぶたが乾燥して皮むけしたらお手入れを控える
まぶたの乾燥が進むと、皮がむけて赤くなったり、ヒリヒリとした痛みやかゆみが起きることがあります。この場合は、普段使用している化粧品も刺激になってしまうことがあるので使用を控えましょう。メイクもこの時ばかりはお休みして、スキンケアは白色ワセリンなどのシンプルな成分配合のものを選ぶようにしてください。
まぶたの乾燥・かぶれは、花粉や化粧品の成分によるアレルギーによっても引き起こされることがあります。まぶたの乾燥が続き、皮むけやかぶれがひどいときには専門医に相談してください。