ディオールの香水
まずご紹介するこちらは、ディオールの香水です。「こんなのあったっけ?」と思った読者様は鋭いです! これはディオールの香水の中でも別格扱いの、メゾン クリスチャン ディオールの香水のひとつです。ディオールの香水といえば、プワゾン、ジャドール、ミスディオールと有名どころがひしめいていますよね。それらと、このスペシャルフレグランスの違いは、価格と取り扱い場所が限られていることです。
例えばナタリー・ポートマンがCMに出ているミスディオールは30MLオードパルファムが8640円です。対して画像の香水は40MLで12420円。
そして実店舗での取り扱いは銀座と表参道の2店のみです。(公式オンラインブティックでも購入できます。香りは全14種類です)
地方在住の筆者はオンラインで購入しましたが、「さすが!」と思ったのは、1mlくらいの小さなアトマイザーにテスターとして購入した香りのサンプルがついてくるんですね。それを試して本当に購入したいと思えなければ、返品が可能なんです。高価なお買い物であるということ、納得して購入してほしいということを売る側がきちんと認識している証拠ですよね。
モンタルの香水
さてお次の品は、モンタルの香水です。聞いたことがない、と思った方も多いと思います。モンタルはフランスの香水メーカーで、宣伝費やボトルデザインにお金を使わない分、希少で高価な素材である「Aoud」を惜しみなく使うことに力を注いでいます。「Aoud」とは「ウード」と読み、アンバーや黒檀などの香木の総称です。
私が初めてモンタルの香水を購入したのは、三越オンラインストアで、画像一番右の「クリスタルフラワー」でした。名前の通り、澄んだ花々の香りがしますが・・・そこはモンタル。奥深さを閉じ込めるのは忘れていません。価格は50MLで11880円(税込)でした。この容量でこの価格、上で紹介したディオールのスペシャルフレグランスとあまり変わりませんよね?「ハイブランドの香水でもないのに高くない?」と感じた読者も多いはず。高価な理由は先に挙げたとおりですが、この愛想ないボトルにも、モンタルのこだわりがあるんです。
モンタルの香水は全てアルミのボトルです。それは日光による劣化を避けるためと持ち運びに配慮しているから。
「初めて使った時と同じ香りを、使い切るまで届けたい」これもモンタルの香水のこだわりです。
人と香水が被るのはあまり気分がいいものではないですよね。その点でもモンタルの香水はありがたい存在です。
私は初めてモンタルの香水を購入したとき、公式サイトの存在を知らなかったので、三越が取り扱っている中から選びましたが、公式では香水だけで60種類以上のバリエーションがあります。モンタルの中だけで、これだけの種類があれば被るのはだいぶ避けられそうですよね。
さてさて、そこでこちらの香水についてですが、これは筆者が出した「人と被らない」「甘め」「子供っぽくない」という条件を全てクリアした「アントンスカフェ」です!
カフェと名の付く通り、珈琲の香りがほんのりします。モンタルの香水の特徴の一つに、嫌な残り方をしないことが挙げられます。消え方も「お見事!」という感じですね。「甘いけど、大人」な香りをお探しの方には全力でおすすめです。
さてモンタルの紹介の後は、動画で香水の基本をチェックしましょう!
意外と知らない香水のつけ方
5分弱の動画です。若い男性が解説していますが、本当に基本の「き」から教えてくれます。「ここにつけるとこうなる」の理由が明確なので、ささっと知るのにはぴったりです。
香水について
8分16秒の動画です。つけ方のHOW TOから香水の選び方についてまで幅広く解説してくれています。何より解説をしている女性は香水を作れる資格を持つ方ですので、説得力がありますね。
最後に・・・
香水についての今回の記事、いかがだったでしょうか?筆者が個人的にベストだと思う使い方を最後にお伝えしますね。それは定番の万人受けする香水を1つは持っておくこと。例えばクロエやシャネル。それにプラスして自分が自分らしくいられるものを持つこと。たったこれだけです。香り一つとっても、悪目立ちしたくないシチュエーションってありますよね。そんな時の保険です。
知れば知るほど奥深い香水の世界に、貴女も飛び込んでみてはどうでしょう?そして「本当にあなたらしくいられる」香りに巡り合えた時にはもう貴女は香り美人ですよ!