固いのはふくらはぎとアキレス腱!原因は?
現代人はふくらはぎとアキレス腱が固い方が多くなってきています。これはふくらはぎ側ばかり使っているためです。ふくらはぎは足首を伸ばす際に力が入ります。日常で足首を伸ばすタイミングいえば・・・・そうヒールです。ヒールは足首を伸ばした状態を長時間固定してしまっているため固まる原因となってしまいます。アキレス腱が固いのに女性が多いのはこのためですね。
たまにかかとの低い靴を履くほうがもちろんいいのですが、そうもいかないのならなおさら今回ご紹介するストレッチは効果的なので、ぜひ最後まで読んでください。
太る! むくむ! 将来的にも問題が
筋肉や腱が固いということは、おのずと血流も悪くなってきます。つまり固いままだとむくみやすく、また太りやすくなります。歩き方の観点からみても、足首をうまく使えないと足が疲れやすくなってしまうため歩く時間が自然と減ってしまいます。これも太る原因になってしまいます。
また高齢になった際、転倒のリスクが大幅に上がります。何もない平地でつまずいたり、よく聞きますよね。これも足首が動いていないことにより起こります。高齢になってからでは柔軟性を獲得するのが難しくなってくるので早いうちに改善できた方がいいでしょう。
効果的なストレッチ・改善法
反対の動きをすればいいわけなので、つま先が上がった状態をキープするのがストレッチになります。日常では段差などを利用して行うのが簡単です。
画像のようにつま先を段差の端に乗せ、かかとを床に近づけるように体重を下にかけます。
★ポイント★
膝は曲げない。
しかし中には痛くてやりにくいという方も。今は足首ストレッチ用のツールも販売していますので、こちらを利用しながら行えると効果的ですね。
La-VIE(ラヴィ) ストレッチボード のびちゃん
ヒルナンデスでも紹介された商品です。こちらは背中も伸ばせる1台2役のツール。
のびちゃんを詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック
アサヒ ストレッチングボードEV
こちらは角度を細かく調整できるので、ストレッチが苦手な方はおすすめです。
拮抗筋を意識するのがコツ
ストレッチの際、すね側に力を入れる(つま先を上げる)よう力を入れると効果的です。これは拮抗筋(反対の動きをする筋肉)に力を入れることで目的の筋肉が緩む特性を利用しています。
拮抗筋の例:肘を曲げる上腕二頭筋と伸ばす上腕三頭筋
また温めているときに行うか、以前紹介した3Dマッサージロールで筋肉を緩めてから行えると効果的でしょう
【関連記事】10分脱コリ! スイッチ入れてあてるだけ、3Dマッサージロール
まとめ
平地でつまずいたりは若い人でも最近見かけます。足首が固く、かつ脚の筋力が落ち脚が上がっていない証拠ですね。現代社会は身体が弱体化してしまう要因がたくさんあります。今ならまだ間に合います。