「肌あれの時期だから仕方ない」それでいいの!?
花粉や大気汚染、長時間のマスクの装着などで、肌あれを起こしやすい春という季節。外からの刺激ばかりではなく、激しい寒暖差や新生活のストレスなど、代謝が悪くなることでターンオーバーが乱れてしまったりと、身体の内側のバランスからも、お肌は揺らぎやすくなっています。
「毎年こうだから仕方ない」「そういう人も多し、そんなもの」と思ってしまいがちですが、ただ時期が過ぎるのを待つばかりでは、季節の変わり目を迎えるたびにツラい思いをすることに。
今は大丈夫と思っていても、トラブルが悪化する可能性も考えられるので、早めの対策が重要になります。
今回はそんなあなたのために、まず肌あれが起こってしまった時の、基本のお手入れをご紹介いたします!
肌あれのとき、本当にしたいお手入れ方法
お肌にトラブルがあらわれてしまった時、つい慌てていつもよりも効果の高い化粧品を使ったり、急いで肌あれに効果のありそうな化粧品を買いに行ったりしていませんか?
普段から使い慣れているものや、お肌に合うとわかっているものなら問題ありませんが、使い慣れていない化粧品を使うことで、よりトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
肌あれなどのトラブルの時にこそ、いつも通りのお手入れを、シンプルに。
風邪をひいて寝込んでいる時には「ご馳走よりもお粥がいい」と感じませんか?
お肌も同じく、不調の時にはシンプルケアを求めています。
クリームのみにしても構いませんし、化粧水+クリームなどでもOK。シンプルかつ、自分が安心できる化粧品で、丁寧なお手入れを心がけましょう。
ただし化粧水だけのお手入れや、まったく何も塗らないというのもNG。お肌が乾燥してしまうと、肌あれが悪化してしまう可能性があるので、“保湿”を心がけてくださいね。
化粧品を新しく選ぶときに意識したい成分は?
肌あれしてしまっている時というのは、お肌のバリア機能が弱まっています。「バリア機能」とは、お肌の内側のうるおいを外に逃さないようにし、花粉や大気汚染など外からの刺激から守るという役割を果たしてくれるもの。お肌のキレイを保つためにも、とても大切な役割です。
使い慣れているお化粧品でシンプルなケアをするのが理想的ですが、どうしてもという場合は、まずは炎症を抑えてくれるような「抗炎症成分」の配合されたものや、このバリア機能を補いながら、お肌の補強をしてくれる「セラミド」の配合された化粧品を選ぶのがオススメです。
できれば肌あれしてから気にするのではなく、普段からお肌に合いそうな、これらの成分が配合された化粧品を見つけておく方が安心ですね。
特に「セラミド」が配合された化粧品は、お肌を土台からしっかりと強くしていってくれることが期待できるので、ぜひ取り入れてみてください。
お肌のサインをキャッチして、大切にキレイを育てて♡
今あなたに起こっている肌あれは、お肌があなたに対して送っているサインでもあります。お手入れや化粧品が合っていないのかもしれないし、疲れているから休んでねと言ってるのかもしれません。
ただ「こういう時期だし仕方ないよね」ではなく、そのサインを受け取ってあげながら、毎日頑張ってくれているお肌を労わり、しっかりと守ってあげるようにしましょう。
肌あれを抑える事ばかりに目を向けず、シンプルなお手入れをしながら“保湿”でしっかり守ってあげる。少し意識を向けるだけでも、「仕方ないこと」ではなくなっていきます。
お肌というのは、あなた自身です。テキトーに扱うのではなく、大切に愛情を込めてキレイを育ててあげてくださいね!