マシュマロ肌の特徴
まず、マシュマロ肌がどんな肌質の事かをおさらいしましょう。
マシュマロというと、少し前にぽっちゃりした女性の事をマシュマロ体型と表現するように、少しふっくらしているような女性のイメージがありますが、マシュマロ肌は体型ではなく、肌質の事。
イメージとしてはふんわりと柔らかいような見た目で、色は白くてスベスベな肌の事で、赤ちゃん肌に近いとも言えます。あえて違いを付けるなら、赤ちゃん肌はハリが合ってぷにぷにした見た目なのに対し、マシュマロ肌はもう少し柔らかい印象というイメージでの分類になるのではないでしょうか。
マシュマロ肌も赤ちゃん肌も共通して、思わず触りたくなるような美しい肌で、女性としては理想的な肌の状態の一つですよね。
そんなマシュマロ肌になるために大切な事は、毎日の洗顔や生活習慣、そしてメイクのポイントです。
マシュマロ肌を目指す洗顔方法
まず、マシュマロ肌を目指すために重要なポイントの一つが正しい洗顔。
洗顔は顔の肌質をコントロールする上で最も大切なものですので、しっかりと毎日のケアを見直しましょう。
マシュマロ肌最大の特徴としては、シミなどの肌トラブルが無い、サラッとした質感。これを実現するためには、肌のターンオーバーを適切に促しながら、日々蓄積されるダメージやメラニンを排出させる必要があります。
まず、肌のターンオーバーを適切に促すために注意するべきポイントは、角質を剥がし過ぎたり、肌の保湿成分を流出させない事。
洗顔は余分な皮脂や、垢として剥がれるタイミングの角質を除去するためには必要なのですが、ゴシゴシと強く摩擦してしまったり、40度以上の熱いお湯を利用したり、強い洗顔料を原液のまま付けたりしてしまうと、必要な角質や保湿成分が洗い流されてしまいます。
必要な角質や保湿成分が無くなると、肌が外部からの刺激によってダメージを受けやすくなって肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうので、しっかりと水分を含ませて泡立たせた肌に優しい洗顔料で、肌に泡のクッションを押し当てるような形で、38度程度のぬるま湯で洗い流す事で肌のダメージを防ぐ事ができます。
更にいえば、毛穴の中なども含めて日頃蓄積される汚れについてはなるべく除去した方が良いので、スチームなどを利用して毛穴を一度柔らかくしてから洗顔を行うようにすると、マシュマロ肌を目指しやすくなります。
マシュマロ肌になるために生活で気をつけたいこと
(食生活や睡眠に気をつけるなど)
マシュマロ肌になるためには、肌のターンオーバー正常に維持する事が必要。そのためには全身の血行を良好にする事や、ホルモンバランスを適切に保つ事が重要となります。
十分な睡眠で肌の成長を最適にするホルモンバランスを
「寝る子は育つ」という言葉がありますが、人の体が最も成長するのは睡眠時。特に、夜10時から2時の間のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯に睡眠をとると、体内で成長ホルモンが分泌され、多くの細胞が成長しやすくなると言われています。
細胞が成長するというのは身長を伸ばすという意味だけではなく、新しい肌を作ったり、髪や爪などを伸ばしたりというのも同じこと。ゴールデンタイムにしっかりと睡眠をとる事で、体全体の細胞で成長を促し、マシュマロ肌を目指していく事ができるようになります。
血行促進や肌の代謝に良い食生活
食生活では、肌の代謝を高めるため、タンパク質やコラーゲンといった肌の材料となる栄養が多いものや、ビタミンや亜鉛などのミネラルが豊富で肌の代謝を良好に保つ栄養がたっぷり含まれたものを食べる事がポイントの一つ。
また、せっかくたっぷりと栄養を摂取しても血行が悪くては栄養素が肌の細胞に届かないため、鉄分など血液を作る材料となる栄養素もしっかりと摂取し肌の細胞の健康が保たれると、マシュマロ肌に近づく事が出来ます。
血行促進に適度な運動を
また、肌の血行を良くするためには全身の血行促進も必要です。
血行を良好に保つためには例えば「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎの筋肉なども日常的に動かす必要があり、適度な運動を行う事が大切。
適度な運動を行うと、体内での成長ホルモン分泌も盛になるため、血行とホルモンバランスの両面から肌質を良好にしていく事ができます。
マシュマロ肌に見せるメイクのポイント
マシュマロ肌を作るメイクのポイントは、ベースメイクとパウダーの利用です。
化粧下地にパープル系を利用して白さを引き立てる
マシュマロ肌のもつサラッとして明るい白さを作るには、パープル系の下地利用がポイント。
パープル系の下地はくすみを消して透明感を演出するため、マシュマロ肌のイメージにピッタリ! イエローやオレンジ系では肌に赤みが強くてどちらかという赤ちゃん肌タイプに。
肌に赤みが出やすい方なら、グリーン系を赤身の木になる部分にだけ足すと肌色に均一感が出ます。
粒子の細かいパウダーをふわっと載せて質感の演出
マシュマロというと、表面のサラッとした質感を思い浮かべると思いますが、メイクでは特に粒子の細かいルースパウダーを利用する事で実現できます。
カバー力のしっかりとしたファンデーションを利用し、その上にパウダーをふわっと載せる事で、触り心地の良さそうなマシュマロ肌に。利用するパウダーは、ベビーパウダーなどを利用してもOKです。
サラッとしつつ、透明感のある素肌のように仕上げる事で、キレイなマシュマロ肌を演出しましょう。
パールなどの入ったパウダーだと、ツヤ感が出てしまい、マシュマロ肌からは離れてしまいますので、できるだけマットな白か透明なルースパウダーにしましょう。