ニオイの原因6つ
汗
汗には暑いときや緊張した時にかく汗と、ワキやおへそなどの特定の部位のアポクリン酸から分泌される汗があります。
汗をかいて時間がたつと雑菌と反応して、それが原因でニオイます。
予防としては、持ち運びに便利なシートタイプなどで外出時もこまめに汗をふきとることです。
皮脂
皮脂は分泌されて時間がたつと、酸化してニオイの原因になります。
頭皮や背中などの皮脂の分泌が盛んなところは、嫌なニオイの発生源になります。
毎日のバスタイムでしっかり洗浄し、清潔に保つことが大事です。
食生活
肉などの動物性たんぱく質は汗腺や皮脂腺を刺激するので、大切な日の前は控えましょう。
卵、ニンニク、ネギなども体臭がきつくなります。
また、遅い夕飯や飲酒なども翌日の口臭がきつくなってしまいます。
体質
いくら清潔にしていても体臭が気になる場合は、ワキガ体質かも知れません。
ワキ毛やアンダーヘアも整えておきましょう。
衣服や下着
嫌なニオイが衣服や下着につくと着替えない限り臭ってしまいます。
焼肉の臭いやたばこの臭いはつきやすいので、洗えるものはすぐに洗っておきましょう。
睡眠不足
睡眠不足が続くと自律神経が乱れ汗が出やすくなりますが、肝臓の働きも衰え体内の毒素が上手く排出できなくなります。
臓器の働きが鈍るとアンモニアや乳酸が汗に混じって排出するため、体臭がきつくなってしまいます。
頭皮の臭いの原因
毎日頭を洗っていても、夏はニオイが気になってしまいます。
体のどんな部位からでる分泌物も、時間がたつと皮脂が酸化して嫌なニオイを発生させます。
特に頭皮からはノネナールという臭気成分が発生するので、くささを感じてしまいます。
汗だけではそれほどにニオイませんが、ホルモンバランスの乱れや間違ったシャンプーのし方やドライヤーの当て方でも頭皮の嫌なニオイを招いてしまいます。
きちんとすすいできちんと乾かす
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しがニオイの原因になることがあります。
また、ドライヤーできちんと乾かさずに生がわきのまま髪を束ねたり、寝てしまうとむれてニオイが発生してしまいます。
その他にも、清潔に保ちたいとの思いから洗浄力の強いシャンプーを使ったり、一日に何回も洗うと逆効果となり、必要な皮脂までが取り去られて嫌な臭いを発してしまいます。
ボデイソープでデリケートゾーンを洗うのはNG
夏は生理や生理の前後の臭いが気になりますが、デリケートゾーンをボデイソープで洗うと洗浄力が強すぎて、本来弱酸性で保たれるべきところが、バランスが崩れて臭いが強くなることがあります。
臭いを防ぐには、専用のせっけんを用いることをおすすめします。
専用のせっけんを使ってもデリケートゾーンの臭いが気になる場合は、ワキガ体質かも知れません。
ワキガ体質の人は、ワキが臭うだけでなくデリケート部分も臭います。
汗にはエクリン汗腺から分泌されるサラサラの臭わない汗と、アポクリン汗腺から分泌されるネバネバの臭う汗があります。
ワキの下や耳、乳輪、へそ、陰部などからアポクリン汗腺から分泌されますが、ほとんど臭わない人もいれば、ワキガ体質などで臭いやすい人もいます。
あまり気になるようなら専門のクリニックを受診しましょう。
ワキガかもしれない?
クリニックに行くほどでもないがワキのニオイが気になる人は、殺菌作用が長時間続くタイプのロールオンタイプのデオドラント剤を選ぶとよいでしょう。
ワキ毛処理はマメにおこない、いつも乾燥させておくことがニオイ防止につながります。
しかし、気になっているのは自分だけかもしれないので、ケアをしていれば必要以上に気にして神経質にならないことも大事です。
あまりニオイが気になるようなら、身内の人に臭うかどうかを尋ねてみてはどうでしょうか。
フレグランスのつけ方
フレグランスをつける際は、爽やかで軽いものを選び、間違っても頭やワキにはつけないようにしましょう。
一般的に首筋や耳の後ろ、ひじの内側などが適しています。
汗の臭いとフレグランスがミックスするととんでもない不快なニオイに変わることがあります。仕事帰りの食事会やお稽古事 などにつけたいなら、ウエットティッシュなどで汗を拭きとり、よく乾いてから用いるようにしましょう。
まとめ
体から発するニオイの原因は、睡眠不足や食生活の偏り、運動不足など生活習慣全般の乱れがほとんどです。それにストレスが加わるとニオイはさらにきつくなります。
夏は汗臭いのはお互いさまとも言えますが、できる限り爽やかなお姉さんでいたいものですよね。
石鹸やシャンプー、制汗剤、フレグランスなどをちょっと変えてみるなどして、暑い夏をキリッとシャープに過ごす工夫をしましょう。