ここが大事! 乾燥に負けないメイクはベースにかかっている
何事も土台が大切。それは肌においても同じです。冬の乾燥でも崩れないメイクをする上で、もっとも大切なのはベースメイクと言っても過言ではありません。ベースをしっかり作れるかどうかですべてが決まります。
まずは洗顔から、肌の状態に合わせて
朝起きたら洗顔をする方が多いでしょう。寒い冬は寝ている間に分泌される皮脂が少なく、洗顔によって肌の油分が失われてしまうこともあるので、あまり洗浄力の強いものはNG。ぬるま湯でさっと洗うか、脱脂力の高くない洗顔料を使いましょう。ここで油分を取り除きすぎると「肌が乾燥している、油分を出さなきゃ!」と、肌が逆に油分を過剰に分泌してしまいメイク崩れの原因にもなってしまいます。
メイク前の保湿をしっかり
洗顔が終わったら保湿です。時間がない朝はついつい保湿を怠ってしまうこともありますが、乾燥による崩れを防ぐために保湿は必須。化粧水でしっかりとお肌を保湿しましょう。
もし時間に余裕があるようでしたら、コットンにたっぷりと化粧水を含ませて優しくパッティングするとお肌により浸透しやすくなります。化粧水を浸透(角質層まで)させたら乳液やクリームで水分の蒸発を防ぎましょう。ただしあまりベタつかないものがオススメ。ベタつきやすい乳液やクリームを使うと後からメイク崩れを起こしやすくなるので注意です。
下地は保湿効果のあるものを
お化粧下地には下地としてだけでなく、皮脂を抑えたり保湿をしたりカラーコントロールをしてくれたりとさまざまな機能を持ち合わせているものが多いです。とにかく乾燥が気になる方はもちろん保湿成分が配合されているものがオススメ。肌全体に薄く均等に伸ばしていきます。塗りすぎは化粧崩れの原因なので禁物です。
ファンデーションはリキッドかクリームを
肌が乾燥しやすい方にはリキッドファンデかクリームファンデがオススメです。肌に密着させるようにスポンジで丁寧に塗っていきましょう。このときスポンジに化粧水を含ませてからファンデを塗ると、よりツヤっぽく仕上がります。ファンデを塗り終わった後にティッシュを軽く当てて余分な油分を取っておくと、時間が経っても崩れにくくなりますよ。
肌に気になるところがある方は、ファンデーションの後にコンシーラーを使ってください。
仕上げにパウダーをしてベースの完成
リキッドファンデやクリームファンデを塗ってそのままではまだ崩れにくいメイクとは言えません。必ず仕上げにパウダーを使います。パウダーが顔の表面と外部の空気との境目を作ってくれるため、パウダーで肌を覆うことで外の環境の変化の影響を防ぎ、また肌から出た皮脂や汗がファンデーションと混じることを防ぎ、メイクを崩れにくくしてくれる効果があるのです。
ふんわり仕上げたい方は粉末状になっているルースパウダーを、肌にしっかりパウダーを密着させたい方は固形状のプレストパウダーを使います。付属のスポンジでもよいですが、ブラシを使ったほうが毛穴までしっかりカバー可能です。
小鼻や口元、目元はよく動く分崩れやすい場所ですので、スポンジの角や小さなブラシを使って細かい箇所にも優しくパウダーをつけておきましょう。
冬の乾燥にお悩みの方にオススメの動画
メイク方法はやはり動画で見たほうが細かな手順やポイントまでわかるのでとても便利です。乾燥しやすい肌でも崩れにくいメイク方法の動画を3つご紹介します。
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まとめ
乾燥でも崩れないメイクの基本はベースメイク。保湿をしっかりすること、そして崩れくいようにファンデやパウダーを重ねていくことで冬の乾燥にも負けない肌を作ることができます。少しメイクの方法を変えるだけでも崩れにくい肌を作ることは可能です。あなたも乾燥知らずの肌をゲットしましょう。