●血糖値の上昇を抑える。ポイントはGI値
食べる順番ダイエットは食物繊維の多い野菜から食べることにより、のちに食べる炭水化物などの糖質類の吸収を緩やかにし血糖値の急激な上昇を抑えることを目的としたトレーニングです。血糖値は急激に上がってしまうとその後急激に下がります。血糖値が低くなると人間はお腹が空いたと感じてしまうため間食などが増え、また脂肪も付きやすくなります。
食品の血糖値の上がりやすさを示す値にGI値というものがあります。GI値とは、値が高ければ食べた後の血糖値の上昇が急激で、値が低ければ緩やかになります。GI値が低い野菜から先に食べることに意味があります。
気を付けるべき5つのポイント
ポテサラやトウモロコシはNG
サラダだからといい、ポテトサラダやトウモロコシが入ったサラダなどを食べる方がいますがこちらはNG。野菜の中でも甘みの強いような野菜はGI値が高いものが多くなります。またフルーツサラダのように果物もGI値が高めのものがあるので避けた方がいいでしょう。キャベツや大根、ブロッコリーなど繊維質なもの、キュウリやホウレン草などもおすすめです。
・よくサラダに入っているGI値が高い野菜
イモ類、カボチャ、ニンジン、トウモロコシなど
サラダ代わりのスムージーもNG
たくさんの野菜を簡単に取れる手軽さで流行ったスムージー。しかし噛む回数が減ってしまうためこちらもNG。人間は噛むことで満腹感を得られるため、余分に食べるのを抑えることができます。ですので噛まずに飲み込めるスムージーに置き換えるのはやめましょう
ドレッシングのかけすぎ
これも見落としがちなことですが、ドレッシングにも糖質が含まれているものが多いです。ドバドバかけてしまっては野菜を先にした意味がないですね。最近ではノンオイル表示なので安心して食べてしまっている人もいますが、オイルが入っていないだけでその分糖質が多くなっている商品もよくあります。個人的にはノンドレッシングが一番おすすめですが野菜が苦手な方は、塩もしくは青じそドレッシングを控えめにかける程度にしましょう。
食べる順は野菜・タンパク質・炭水化物
野菜を先に食べることだけが注目されていますが、次にタンパク質を食べ炭水化物を最後に食べるというのも大事なポイントになります。野菜とタンパク質を先に食べることで満腹感が出るため、食べる炭水化物の量を自然と抑えられます。
野菜と糖質は2:1
順番だけ守って量が炭水化物に偏ってしまっても効果は得られません。野菜は炭水化物の倍の量を目安に食べましょう。またタンパク質はその中間位の量を目安にするといいでしょう。
逆に言えばたくさん炭水化物を食べたい人はその前にその倍の野菜を食べればいい。って考えるとちょっと抑えようと自然と思えますよね。
全体のバランス 野菜>タンパク質>炭水化物
まとめ
ダイエット法はたくさんあり流行るということは効果が出るということ。しかし表面上だけまねただけでは望む結果を得られません。始める前にポイントをきちんと押さえることが理想の身体を手に入れる一番の近道ですよ。