スマホアプリ「Google翻訳」で、外国語の説明書きを読む方法
「Google翻訳」アプリとは
iPhoneやAndroid対応のスマートフォンアプリ「Google翻訳」は、インターネットサービスのGoogleが提供する翻訳アプリ。
外国語を入力すると、自国のげんごにAIが翻訳してくれます。
103の言語に対応しており、英語から日本語、韓国語から日本語、日本語から英語、など、翻訳したい言語の組み合わせは自由に設定できます。
文字入力不要!写真を撮るだけで簡単に翻訳
はい、ぜーんぜん読めません。
日本語と東北弁の一部地域の言語能力しかない私には、せいぜい韓国語っぽい? くらいの情報しか入ってきません。
と、いうわけで、Google翻訳アプリの出番です。
Google翻訳アプリの便利なところは、何と言っても写真から言語を翻訳していくれるところ!
面倒な文字入力なんて必要ないので、スマホ片手にスマートに外国語の文字が読み解けます。
使い方を順を追って説明します。
①「Google翻訳」アプリをスマホにインストール
(下記のリンクからインストールできます)
②アプリを開いて、言語を選択
今回はこちらの韓国語の商品の説明書きを読みたいので、
「韓国語 → 日本語」を選択します。
③「カメラ入力」を選択し、翻訳したい文章を撮影
大抵の場合商品裏に記載された文字はかなり細かいので写真に撮るとブレやすいです。
ブレたりピントが合わないと文字が読み取れませんので、
・明るい場所で
・文字に対して真正面から
・両手でスマホを持って
撮影すると、上手に撮れます。
④文字が読み取れたら、翻訳したい箇所を指でなぞる
カメラで撮影するとすぐに、文字部分をAIが読み取ってこのように表示されます。
翻訳したい箇所を指でなぞります。
指でなぞる箇所は大雑把でもいいのですが、あまり広範囲になぞってしまうと、翻訳語の文字が全て改行されずに表示されるため、文章の区切りがわかりにくくなりますので、
なぞる箇所は文章のまとまりを一つの目安にするといいでしょう。
⑤右上の青い→をタップすれば翻訳されます
指でなぞった箇所が翻訳されました。
上段に読み取った文字が表示されていて、
下段には翻訳された言語が表示されています。
AIによる翻訳なので、ところどころ???となる箇所はありますが、なんとなく理解はできますね。
他の外国語でもやってみた
さっきは韓国語の翻訳をやってみましたので、次はフランス語で試してみます。
皆さんご存知、おフランスのおシャネル様です。
細かい字なので、文字がはっきり写りません。
そんな時は、画面下のカメラマークの右上の「+」マークをタップすると下のように拡大表示されます。
そして、先ほどの流れと同様に翻訳の設定を
「フランス語 → 日本語」にし、写真を撮影。
翻訳したい箇所を指で選択して、翻訳します。
するとこのように表示されます。
「フレーバーモイスチャライザー」なんてほぼ英語ですが、まあわかりますよね。香り付き唇の保湿ケア、みたいな感じで解釈できます。
上手に使いこなすコツ
長い文章や書かれている文字が多いと、どこに何が書かれているのか? という疑問がまずあると思います。
自分が知りたい情報がどこにあるのかさえわからないと、いくらGoogle翻訳という便利なアプリがあっても情報を見つけるのは大変。
ですが、幸いにも化粧品の場合、大体書かれている項目は決まっているので、おおよそ見当がつきます。
例えばこちらの商品の場合も
・一番上が商品名、
・次の黄色い枠内が商品の概要、
・その下に図とともに示されているのが使用手順、
・その下に成分一覧。
おおよそこのような具合でしょう。
他の商品も同様ですね。
このように、翻訳したいものによって大体情報がどの位置にどのように表示されているかを知っておくことで、よりスムージに知りたい情報を得ることができます。
海外旅行中も便利
旅先で商品を購入する際にも、購入前に店頭の商品で書かれている内容をチェックできます。
また、ホテルや観光施設内の注意書きなどもGoogle翻訳アプリを使ってスマホをかざすだけで簡単に理解することができます。
手書き文字は判別できない
こんなに便利なGoogle翻訳ですが、手書き文字に関しては翻訳できないようです。活字には使えます。
今後進化して、手書き文字も読み取れるようになれば、手紙なども簡単に読めたりさらに活用の幅が広がりますね。
言語の壁がなくなっていく
一昔前はグローバル社会に英会話能力は必須だなんて言われていましたが、今では機械の方が進化して、外国語をしゃべれなくてもコミュニケーションが取れるようになってきました。今必要なのは、多言語能力よりも、ツールを活用する力なのかもしれません。
海外のコスメは人気で、特に韓国コスメはKビューティなどとも呼ばれ依然としてブームが続いている昨今。このようなツールを使って海外のビューティアイテムに触れていってはいかがでしょうか。