ウェストを細くする腹筋トレーニング方法
今回ご紹介するのは、シットアップとクランチという2種類のトレーニングです。
トレーニングをある程度知っている方からすれば、「え?基本的なトレーニングじゃん」と思われるかもしれませんが、裏を返せば有名であるのは効果的な証拠。
しかし、取り入れているけれどあまり効果を感じないという人も多く、頑張っても細くならないからやめてしまったというパターンも多いのではないでしょうか。
なぜ結果が出にくい人がいるのか? それは動きが見よう見まねになってしまい、本当に重要な部分ができていないからです。
トレーニングはやり方がちょっと変わるだけで、その効果の度合いが大きく変わってしまいます。
今回は、効果がしっかりでるポイントを一緒にご紹介しますので、過去にやったことがある人も是非もう一度トライしてみてください!
↓動画の方が分かりやすい方はこちら↓
シットアップ(基本の腹筋)
腹筋と言われ最初に思い浮かぶ腹筋がこのシットアップです。
手を頭の横に添えるやるイメージがありますが、慣れてないとそのやり方では効果的ではありません。
スタートは仰向けで膝は90°、手は足の付け根に添えます。
重要なポイントの1つ目は、このスタート姿勢で足を固定しないことです。足を固定してしまうと足の力で身体を持ち上げてしまい腹筋に正しく効かなくなってしまいます。
この姿勢から、太ももをなぞるように手を膝まで伸ばします。
それに合わせ身体を床から持ち上げる。これを繰り返していきます。
重要なポイントその2は、この上げる時の姿勢です。背中が丸まっていることが腹筋に効かせるには最も重要です。背中がまっすぐ伸びている状態で行ってしまうとよくある腰が痛くなる腹筋になってしまいます。
イメージとしては、おへそを見ながら体を起こしていくようにすると良いでしょう。
今回ご紹介する手を太ももに添えるやり方だと、比較的正しいフォームで行いやすいです。
体が完全に起き上がるまで持ち上げる必要はないので、できる範囲で姿勢がぶれないように繰り返しましょう。
シットアップがきつい方はクランチトレーニングから行うのも◎
クランチとは、簡単に言えば足をもちあげた状態で行う腹筋トレーニングで、鍛えられる腹筋の位置が変わります。
ウェストを引き締めるためにはやはりシットアップが効果的ですが、筋力不足などで腰がどうしても痛くなるという方は、クランチから始めてみるのも1つです。
※クランチは腹筋の上部がメインなので、引き締めであれば上部・中部に効かせることのできるシットアップの方が効果的です。
クランチのスタートは、仰向けになり足を台などにのせます。
動画内のようにバランスボールだと高さや場所を調整しやすいです。膝と股関節が90°になるようにします。
手は指先が膝に軽く当てるようなイメージでセットしましょう。
この状態から、手を膝よりやや上にタッチするイメージで伸ばします。
シットアップと同じく背中を丸めながら持ち上げます。こちらも目線をおへそ(お腹)に向けると丸まりやすいです。
反動をつけて思い切り持ち上げるのではなく、ゆっくり息を吐きながら持ち上げていくようにして、できる所まで持ち上げましょう。
正しい回数をできる回数から
腹筋はいくら回数を多く行っても、正しい姿勢ではなければ全く効果が出てくれません。
逆に、正しい姿勢であれば少ない回数でもしっかりと効果を得る事ができます。
しかし正しい姿勢で行うとその分きついもの。まずはできる回数を正しく行う方が効果的です。
しっかりと腹筋を鍛えて、細くくびれのあるウェストを目指しましょう!