スクワットと言うと、ダイエットというよりも筋肉を作るトレーニングというイメージが強く、筋肉ムキムキになってしまいそうな心配をする方も多いのではないでしょうか。 しかしそのスクワットが、ダイエットに有効な運動であると、いま注目されているのです。 なぜ、スクワットがダイエットに効率的と言われるのでしょうか? その理由や正しいやり方、ダイエットにスクワットを上手に取り入れるコツを調べてみました!
スクワットがダイエットに効率的と言われる理由
太ももは全身の中でもっとも筋肉量が多い部分で、大きな筋肉がある部分でもあります。
そのため、太ももを鍛えることで筋肉量が上がり、基礎代謝が上がって痩せやすい体質に導くことができます。
筋トレと言うと腹筋のイメージがありますが、お腹まわりには筋肉量があまり多くありません。
そのため、同じ筋肉量を増やそうとすると、スクワットなら15回のところを、腹筋運動は500回の運動量が必要になるのです。
また、スクワットでは太ももだけでなく、ふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。
第二の心臓と言われるふくらはぎは、足まで運ばれた血液を上にある心臓まで送り返す役目を持っています。
そのため、ふくらはぎの筋力が落ちるとその力が弱まり、血行不良を引き起こし老廃物が溜まりやむくみの原因になってしまいます。
正しいスクワットのやり方
スクワットの効果を最大に生かすには、正しいやり方で行うことが大事です。
やり方を把握せずに行うことで膝や腰を痛めてしまったり、十分か効果が期待できない可能性があります。
<やり方>
①足を肩幅に開いて立ちます。
②手を前に伸ばすか、胸のあたりで組みます。
③姿勢をまっすぐに、胸を張ったまま腰を落としていきます。
この時、膝はつま先が向いている方向に曲げていきます。
④膝がつま先をより先に出ないように注意しながら、椅子に座る要領で腰を落とします。
⑤腰を落とした状態を1~2秒キープし、ゆっくり元に戻します。
腰を落とす動作と、戻す動作を3秒ほどかけてゆっくり行うと、負荷がかかり効果が上がります。
スクワットダイエットの回数や日数
トレーニングジムなどで、ダンベルなどを持って負荷をかけながらのスクワットを行っていますが、
ダイエットを目的としたスクワットならば、自分の体重で負荷をかけるのみのスクワットで十分です。
回数は、1セット20回以上を2~3セット行うようにしましょう。
1日スクワットを行ったところで、すぐに効果を感じられるものではありません。
また、毎日行う必要もありません。毎日行うことで、筋肉がつきすぎてしまったり、怪我などの原因にもなります。
2~3日おきに、1日2~3セットのスケジュールで続けてみてください。
遅くても3ヶ月、早い方であれば2週間ほどで変化を感じられるようになります。
その他のポイント
筋肉を疲弊すると、せっかくトレーニングを行っても効果が薄れてしまうため、トレーニングを始める前とトレーニング後に、ストレッチを行うことが重要です。
トレーニング初心者でなかなかコツがつかめないという方は、最初は壁を利用したり、椅子の前に立って腰を下ろした時に椅子に座るようにして感覚をつかむのも有効です。
トレーニングの一番のポイントは、まずは無理をしないこと。
そして正しい方法でトレーニング行うことです。自分のカラダを相談をしながら、まずは1ヶ月先を目指してトレーニングのスケジュールを立ててみてはいかがでしょう!
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